より高みを目指して別の施設への転職を希望する介護士も少なくありません。いくつかある勤務地の中でも人気となっているのが介護医療院です。
介護療養型医療施設の廃止に伴い新設された介護医療院。食事介助やトイレ介助といった介護だけでなく、点滴や注射などの医療も提供しています。詳しいサービス内容はこちら>>>http://learnabout-kaigoiryoin.com
介護医療院に転職するなら気を付けなくてはいけないポイントの一つに求人の少なさがあります。需要の増加と共に増えているとはいえ、一般的な介護事業所に比べて数が少ないのが実情です。求人募集の件数もそれほど多くないため、一つの事業所に定員に対して倍近い人数の応募があるというケースも珍しくありません。
市場に出回らない求人を紹介してくれるエージェントを有効活用することがスムーズに転職を成功させる秘訣と言えます。
職場環境も大事なポイントです。前述したように介護医療院は医療と介護の両方が受けられるため、介護士以外に医師や看護師といった様々な専門職の人が働いています。それぞれの役割は違えど要介護者をサポートするという点は同じなので情報交換のために異なる職種の人とも話をしなくてはいけません。
介護業界は他業種に比べて離職率が高いと言われていますが、大きな理由の一つに人間関係の拗れがあります。医療系と介護系は似ているようで実際は大きな隔たりがあるので意見が対立しがちです。事前に職場見学をさせてもらってスタッフ同士の雰囲気などをチェックしておかなくてはいけません。
そのほか、給料を始めとした福利厚生、休日の取りやすさといった点も長く続けていく上で重要となります。